我が家の子どもたち3人は、全員ソロバンに通いました。
サッカーやバレエなどの習い事で忙しい中でも続けられたその理由と、続けて本当によかったと感じたことを、母の目線からまとめてみました。
長男が小1でソロバン体験へ。きっかけはパパの計算力!
長男が小学生になったタイミングで、まずはソロバンの体験へ。
きっかけは、主人が小さい頃にソロバンを習っていて、今でも計算がとても速いこと。
「これは絶対やって損はない!」と思い、いくつか教室を見てまわって、パチパチくんに決めました。
- 先生の雰囲気がよかった
- モールの中にあり、送迎の待ち時間に買い物できる
- 年長〜中学生まで同じ時間に通える
スタート時期は小1がベスト!
長男は小1の5月にスタート。
小2で学校で九九を習った直後に、ソロバンでも掛け算に入ったので、とてもスムーズでした。
娘は年長から始めましたが、学校で九九を習う前だったので少し苦戦。
その経験を踏まえて、次男は小1からスタート。学校で習う九九のタイミングと重なり、やはりスムーズに進めました。
サッカーと両立!柔軟なスケジュールのありがたさ
パチパチくんは平日は放課後、土日は10時半〜夕方まで開講。
アプリで簡単に振替もできるので、サッカーの予定とも柔軟に調整できました。
朝から試合→午後からソロバン、
逆にユニフォームでソロバン→そのまま試合!なんて日も。
教室選びで意外と大事なのが「時間が決まっているか」
お友達の通うソロバン塾は「いつでも来てOK、終わったら帰ってOK」スタイル。
自由で良さそうに思えますが、兄弟3人の習い事をパズルのように組み合わせている私にとっては大変💦
パチパチくんは時間が固定されているので、送迎の計画が立てやすくて本当に助かりました!
努力する力も育つ!級が上がるごとに変化が
最初は週1で通い、宿題をやるだけでしたが、
5級に挑戦する頃から、検定前に自宅でも練習するように。
3級の時には本人から「週2にしたい」と申し出があり、
週3日ほど家でもソロバン練習をするようになりました。
2級前はどんなにサッカーで疲れていても、毎日30分しっかり取り組んでいました。
- みとり算 10分
- 掛け算 10分
- 割り算 10分
その努力が実って、小学6年生の2月、最後の検定で2級に合格!
サッカーと両立して6年間頑張った成果に、本人も先生方も、私も本当に嬉しかったです。
検定があるからこそ、目標を持って続けられる
ソロバンの良いところは、定期的な検定制度。
合格すれば大きな賞状がもらえて、「頑張ってよかった!」という自信に。
自然と“目標に向かって努力する力”が育つのも、大きな魅力だと思います。
ソロバンで育った集中力と静けさの魔法
3人同時にソロバンを習っていた時期。
「はーい、ソロバンやるよ〜!」と声をかけると、
あれだけ賑やかだった家の中が…シーン。
聞こえるのは「パチパチ…」というそろばんの音だけ。
一気に集中モードへ切り替わるあの瞬間、私は今でも忘れられません。
母として感じた、ソロバンのリアルなメリット
- 宿題が秒で終わる!
3人とも、宿題に取りかかるまでグズグズしたことが一度もありません。
算数のプリント10問なんて、本当に一瞬。
「宿題やりなさい💢」って言わなくていいって、母にとっては最高です。 - 算数への苦手意識がない
計算が得意になることで、「算数=楽しい」「できるかも」という感覚が自然に育っていました。 - 文章題も少しサポートすればスラスラ
考え方を整理してあげるだけで、すぐに自力で解ける力がついていると感じました。
忙しくなったら、続け方を変えればいい
今、次男はサッカーで片道1時間半かけて通っているため、
このまま教室に通い続けられるかは分かりません。
でも、通えなくなったらオンラインで続けるつもりです。
アプリや動画教材など、選択肢もいろいろ。
今は場所にとらわれず、子どもの「続けたい」を応援できる時代なんだなと感じています。
まとめ:ソロバンを習わせてよかったこと
- 計算が速くなった
- 算数への苦手意識がなくなった
- 集中力と切り替え力が育った
- 努力する力が自然と身についた
- 家庭学習がスムーズで親の負担が減った
- 兄弟で同じ習い事をできた
ソロバンは、ただ計算力を伸ばすだけではありません。
我が家にとっては、「学びの土台」と「日々の暮らしのスムーズさ」をくれた、最高の習い事でした。



